ホッティー薬店嫁のようこです。ホッティー薬店のお手伝いと理学療法士のお仕事もやってます。ホッティー薬店内併設、肩こりバイバイサロンも担当してます。
もうすこしで2016年も終わりですねっ。
今日は旦那さんに、ブログいつから書いてないのっ?!
って言われてΣ(゚д゚lll)ハウッ!!ってなりました。
はい、今日は投稿させていただきます。
不妊治療のこと
私第一子の妊娠は、不妊治療で授かりました。
これって旦那さんも大袈裟にブログにしてたんで知ってる方も多いかも。
今回私なりの過去の振り返りと思ったことなど述べていきます。それが不妊治療やろうか迷ってる方や治療中でモヤモヤしてる方の参考になれば嬉しいです。
35歳を超えると卵子の老化が始まる
これは一応もとナースだし知ってました。なので34歳頃から妊活を意識し始めました。
初めは、タイミング療法5回くらいと人工授精1回やって妊娠に至らず。
当時クリニックの正社員だったので、昼休みがやや長めだけど夜は20時くらいまでお仕事。同じような形態の産婦人科受診がそもそも困難でした。
旦那さんにも伝えて話し合い、←これがなかなか伝わらなくて大変でした。通院の大変さが通院していない旦那さんにはなかなか伝わらない
で、数ヶ月治療は休憩し、なんとかパート社員となった夏の終わり頃から不妊治療の専門のクリニックに変えて改めて時間的な余裕を持って妊活再スタートとなりました。
年齢的な焦りを感じつつ…
自然妊娠にこだわらない
年齢的なことや検査結果からも、タイミング療法や人工授精を何回もやるのはやめて、子宮の内膜を整える処置と体外受精の準備をいきなりすることになりました。
この頃は着々と前に進んでるーって感じがあって注射や処置などの肉体的な辛さはありましたが、ワクワクもしてました。もう先生と看護師さんたちに任せるしかない、と。
自然妊娠や、出来るだけ自然に近い形での妊娠にこだわってたら時間だけが過ぎて行く…。と思いました。
体外受精ってどんな感じ?
体外受精の前にはクリニックや病院によると思いますが、体外受精勉強会というものに参加します。
そこでは一般的な体外受精の成功率のお話だったり、そのDr.の考え方だったりの説明がありました。質疑応答もありました。私たちは夫婦で参加しました。
そして排卵を抑制する点鼻薬の開始。また体外受精の行程のうち刺激の注射が始まります。お尻に打つ筋肉注射。卵胞を育てるホルモン剤です。
これを私の場合は2週間くらい毎日注射だったと思います。
注射はすぐ終わります。時々卵胞の成長具合や子宮や卵巣の状態をエコーでチェック。
途中で旦那さんの採血もあったりしました。
私の場合は刺激がうまく行き卵胞もたくさん育ちました。
でもあまりにたくさん出来ると卵巣過剰刺激症候群になることもあります。これは、腹水や胸水がたまるなどして、ひどいと血栓症になったりするものです。
私も採卵後、そういったことがあれば連携している病院に入院の可能性もあると言われていました。
採卵直前〜採卵まで
卵胞が大体20mmくらいに育つといよいよ採卵です。採卵2日前の夜中に今度は排卵を促すお注射を打ちます。私は元看護師ということで自己注射して下さいと言われやりました。
採卵当日。
採卵は麻酔下で行われます。短時間だけ眠らせるお薬で、採卵の最中は眠っているので痛みはありませんでした。
終わるとストレッチャーで帰室。その日は夕方までベッドでゆっくり寝て、また診察して電車で帰宅、だったと思います。当日車の運転は麻酔の影響でできません。←私はもともとペーパードライバー
結果14個の卵子が採取でき、受精卵も9個くらい育ちました。
お世話になったクリニックでは、私の子宮の状態が落ち着く1ヶ月後に胚移植(子宮に受精卵を戻す処置)をします。ということでした。
受精卵は凍結されます。
そして、まず1回目はホルモン補充し周期を整えながらの胚移植。これは妊娠に至らずでした。
次の自然周期では胚盤胞培養のグレードの高いものを胚移植。これで妊娠。
胚盤胞培養とは検索すると分かりやすい説明が見つかると思いますが、簡単に言うと、受精卵の分割をより進めたものです。
培養液の進歩に伴って出来るようになった技術で、着床率が上がるそうです。
着床出血
この妊娠成立の際、判定日の1週間くらい前に少しだけ赤い出血がありました。
うわー!生理キターーー!って思ってクリニックにTEL。
すると、着床出血の可能性もあるので一応注射には来てください。というお返事。
そんな事もあるのねーと諦め半分以上だったのを今でも思い出します。
まとめ
不妊治療は精神的にも肉体的にも経済的にも負担がかかります。なるべくそれを最小限に抑えるには不妊かな?と思ったら迷わずすぐ受診する事。食事や冷え対策ももちろんですが、自然にこだわり過ぎて機を逃して欲しくないです。特に35歳以上の方。
私自身、医療従事者としての予備知識はほんの少しはあったものの、夫婦二人だけの生活も楽しかったし、仕事もしなきゃでなかなか真剣に子供が欲しいと考えた事がありませんでした。
若い世代から、35歳以上からの卵子の質の低下についてや、不妊や少子化について大人が予備知識を与えて行く事も必要なのかなとも思ったりしました。
以上、不妊治療や体外受精に躊躇しているカップルの方の参考になれば嬉しいです。
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